これは約5年前、私が飲食店に勤めていた時の話です。
私が勤めていた飲食店は揚げ物が人気で大きな業務用フライヤーを使い、たくさんの種類の揚げ物の料理を提供していました。特に人気だったのは自家製の唐揚げです。特製の醤油ダレに漬けこみ、仕上げの粉には天ぷら粉と片栗粉の2種類を使います。
二つの粉を使うことでザクザクと食感の良い唐揚げを作ることが出来ます。
この大人気の唐揚げ。沢山売れることはとても嬉しいのですが、なんせ2種類の粉を使用している為、油の劣化がとても早い!
1日の営業が終わるとフライヤーの中にはたくさんの片栗粉や天ぷら粉のカスが残っているのです。
その為毎日毎日、油を濾しては使っていようが1週間もすれば油はも真っ黒に。
美味しい唐揚げを提供する為には綺麗な油は必須な事!私の勤めているお店では毎週1缶のペースで油の交換が必要となりました。
週一で一斗缶の油を交換となると、出る廃油もそれは大量のものとなります。一斗缶はスペースも取りますので出来るだけ早く処分する事望ましい。
そんな時出会った飲食店の廃油を回収してバイオエネルギーに変換し、ガソリンの代わり車のオイルにするという廃油回収会社。我々の料理が出した廃油から地球に優しいバイオエネルギーが生まれるなんて、とても驚きです。すぐさま電話にて依頼すると次の日にはあっという間に回収完了。
しかも廃油があった場所には「この素敵なご縁に感謝」とポチ袋に五円玉が入っていました。
とてもほっこりした廃油のエピソードです。
