5年前に親が突然倒れて実家が空き家になりました。倒れた当初は病院通いに追われたり、そのあとの介護施設の選定に追われたりと多忙な状態が続き、実家の片付けまではまったく頭が回りませんでした。やがて親を介護施設に入れたことで少し時間にゆとりができて実家の荷物整理や片付けなどを行い始めましたが、ここで思わぬ問題が起こりました。なんと実家には大量の灯油があったのです。親が言葉を話せなくなったため気が付かなかったこともありますが、そしてこちらもうかつでしたが、約1年間灯油の存在に気が付きませんでした。私が現在住んでいる家では石油ストーブは使っていません。というよりも、屋内でガスや石油のストーブは使えない構造になっています。さらに風呂も電気で沸かしているので灯油は全く必要ありません。そもそも親が倒れて1年たっているので、購入してからも最低でも1年以上は経過しています。灯油も劣化してしまって、いわば廃油の状態です。実家の近くのガソリンスタンドに相談したのですが、そこでは古い灯油の回収はしていませんでした。そこで、購入時伝票を頼りに親が灯油を購入したと思われる燃料店さんに電話をしたところ、回収OKとの返事をいただきました。私が直接持ち込むこともできたのですが、量が多くて危険だから、ということで燃料店さんのほうで、実家まで回収にきてくださることになりました。実家にはドラム缶ほぼ1本分の灯油がありました。石油危機を体験した親なので、石油製品はとにかく大量に備蓄していたのだと思いますが、とにかく非常に量が多かったので回収してくださって本当に助かりました。費用について不安がありましたが、廃油をリサイクルできるので無料だと言われて驚きました。とにかく燃料店さんには感謝の気持しかありません。ありがとございました。