数年前、外が暗い時間に子供の習い事の迎えに出ようと駐車場から車を出したところ、うちの目の前に停まっていた車に気づかず、少しぶつけてしまった。その時はアパートに住んでいたのだが、ふと見ると同じアパートの隣の部屋に誰かが訪れていて、その車はどうやらその人のもののようだった。子供達も迎えに行かなくてはならないし、何でこんなところに停めてくれちゃってんだ、しかも駐車灯も付けずおまけに青い車、、どうやって気づけと言うんだ、と色々イライラとした感情が溢れ出したが、とりあえずそのままにはできないと、隣の部屋にいる車の持ち主に言いに行った。ぶつけたことを言うと、警察に電話しておくので、とりあえず子供達だけは迎えに行ってきてとのことだったので向かった。私は気が動転していたので迎えにいきながら主人に電話をして事の説明をした。すると主人は、停めてはいけないところに停めていた方にも非がある、10対0の案件なはずがない、弁護士特約をつけているから、保険会社に問い合わせて対応しようと言われた。子供と共に家に戻ると、警察がちょうどきたところで、事故の状況を説明した。ここは白線を超えて車を停めてはいけないところだという事も警察の人に確認をとった。相手の人は私が全て悪い、と主張したが、私は弁護士の方に相談すると、6対4で処理をしてくれた。その際に、何度か経緯や確認の電話があったものの、直接面談もせずに事を進めてもらえたので、働きながら子育てに追われていた私には好都合だった。おそらく弁護士の方に入っていただかなければ、10対0で処理されていたかもしれないと思うと、ちゃんと保険に弁護士特約をつけていたことに感謝した。

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